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外資系アパレル企業では突然の解雇ある?筆者も経験ありの「ポジションクローズ」について

「外資系ってすぐリストラのイメージがある」「外資系アパレルでもすぐ 解雇 されるの?」

そんな風に心配してる人は多いかもしれません。

私は初めて外資アパレル企業に転職した時、リストラを経験してしまいました…。

実は、全く「リストラ」についてのリスクを考慮したり、不安を抱いたりせずに転職しており、いきなり外資系アパレル1社目でしたので、結構なショックを受けました(涙)。

私と同じような思いをする人を少しでも減らすため(私のように呑気な人はあまりいないかもしれませんが…)、

この記事では、個人的経験談も交えながら、外資系アパレル企業での「 解雇 」についての実情についてお伝えします!

最後まで読んでいただくと、外資系アパレル業界でのリストラについての真偽そして、リストラの回避方法について理解していただけます。

外資系アパレル企業でも 解雇 はある?

外資系はすぐ 解雇 されると聞くけれど…

外資系アパレル企業でもリストラは頻繁にあります。

今まで勤めてきたブランドで何人もリストラにあった人を見てきましたし、前述のように自分も体験しています。

基本的に外資系企業は、人事に対する考え方が違います。

日系企業のように長期的に人材を育成するという考え方はありません。

新卒採用を行わない企業も多く、終身雇用という概念もありません。

能力や実績に応じて中途入社した従業員は、入社した時から常にパフォーマンスを出すのが当然という価値観がベースで、人事評価もそれに基づいています。

外資系アパレル企業のオフィスのイメージ写真

平穏なオフィスでもいつ自分に肩叩きが来る分からない…!?

 解雇 ではなく、退職勧奨がよくある

ただ、外資アパレル業界では、私自身のこれまでの経験からも、同僚の話を聞いても、ある日突然解雇されるというより、「退職勧奨」の方が一般的だと思います。

退職勧奨とは、企業が従業員を一方的にクビにするのではなく、退職を勧めてくることです。

様々な話し合いの上、結果的に従業員は退職することになります。最終的に辞めるかどうかは従業員が決めるので解雇とは少し違います。

後述しますが、私もこれまで勤務してきた外資アパレル企業、4社の中で1度「退職勧奨」を受けたことがあります。

 解雇 され退職の整理をした段ボールも持つ人の画像

海外映画で出てくる 解雇 宣告をされその日に段ボールに荷物を詰めて出ていくシーン。そんなことは日本の外資系アパレル企業ではないけれど…

外資系アパレル企業でよくある退職勧奨

それでは一体、具体的にどんな風に退職勧奨されるのでしょうか。

それは大きく以下の2パターンあります。

部門の廃止、ポジションクローズ

まず一つ目が私自身も体験した、組織再編による「ポジションクローズ」によるものでした。

ある日、突然上司に呼ばれ、1on1 meetingをすることに。

会議室で上司から一言、「単刀直入にお話ししますが、○○(サニーの苗字)さんのポジションは近日中になくなります

と言われました。

えっ。

あまりに突然でびっくり。頭の中が真っ白になりました。

続いて言われことが

「今当社で空いているポジションは販売員のみ。○○さんは販売員の経験はないので、希望する場合は書類選考から通常の採用選考をすることになります

組織の中でそのポジションが廃止されること、それが「ポジションクローズ」です。

私のポジションが急にポジションクローズになり、私は急いで次の職を見つけるために転職活動をしないといけない状況になりました…。

当時、このブランドでは大規模なリブランディングが行われていました。

経営方針を大改革し、デザイナーからターゲット、商品カテゴリーまでドラスティックに変え、ブランドの若返りが行われました。重ねて、組織再編も実施され始めました。

そして、社内の半数くらいが順番に退職勧奨を受け続々と退職することに。

ある部署は部署ごと廃止され全員退職勧奨…。

ある人はブランドの若返りのために年齢が高めという理由でターゲットとされ、退職勧奨されていました…。

同時に、新しい従業員も続々と入社。あっという間にそれまでとは全然違う会社のような雰囲気になっていました。

外資アパレル職歴10年となり、今となってはよく分かりますが、外資アパレル業界では、こういうことは本当によく起こります。

トレンドに超敏感な業界本国の経営方針が変わることは頻繁で、その度に組織編成が変革されることもしばしば発生するからです。

業績改善プログラムPIP

次に前職の会社でおこった、MDチームの同僚Aの話。

彼女が急に退職することになって不思議に思っていましたが、後から聞くと退職勧奨による退職とのことでした。

同僚は新しく入社した上司とのウマがあわず、ローパフォーマンスが続いていました。

すると人事からPIP(Performance Improvement Program)という業績改善プログラムが実施されたそうです。

付箋で整理している画像

PIPの話が出たら退職勧奨の黄色信号!?

PIPとは何か

外資系ではPIPは頻繁に行われ、「リストラのサイン」とも捉えられています。

まず、PIPでは、当人とその上司と人事で面談が設けられ具体的な業務目標を提示され、書面化されます。

そして、その課題に一定期間に取り組みます。期間中は定期的に上司、人事と面談を行います。

業務改善プログラムのように聞こえますが、達成不可能な目標を与えられることが多く、ほぼ退職勧奨が目的で行われると考えられます。

Aさんは優秀なMDでしたが、上司が変わり新しい上司と上手く行っていなかったようで、悩んでいました。

次第にストレスが業務にも影響を及ぼして、上司との関係はさらに悪化。

人事からも目を付けられPIPが実施され、結果退職してしまいました。

コロナ不況でPIPの相談が増えている

最近は、コロナによる不景気でPIPが実施されている企業が増えてきているようです。

PIPを行い自主退職に追い込もうという作戦です。

⏬Twitterでも話題になっています。

 

外資系で働くならリスクはつきもの

ファッション撮影の様子の画像

移り変わりの非常に激しい外資アパレルブランド業界。リストラは誰にでも起こりえるものと認識しておきましょう。

日系と比較して、雇用が不安定な外資系アパレル。リスクがつきもののシビアな世界であるのは確かです。

けれど、その分、お給与が日系のアパレルより良かったり、年功序列ではない実力主義のカルチャーだったりします。

そもそも外資系には終身雇用の概念がありません。

社内で異動やジョブローテーションなどの制度がある企業は少なく、ポジションに空きが出なければ昇進することもできないので、キャリアップのために転職するのは当たり前。

転職回数が多いことがネガティブに捉えられる世界では決してありません。

大切なことは、リストラのリスクに恐れないで日頃からキャリアアップを見据えて業務に取り組むことなのです。

この記事の内容のまとめ:

  • 外資系アパレル企業も雇用が不安定なのは事実。
  • 急にクビを宣告されるのではなく、退職勧奨される。
  • 組織再編、不景気、人間関係などその理由は多様。仕事ができる人でも退職勧奨されることはある。
  • とはいえ「きちんと結果を出す」「周りと上手くコミュニケーションを取る」ことは重要。
  • 外資には終身雇用の概念がない。いつも次へのキャリアップを見据えて仕事しよう!

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