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この記事では、外資系ブランドのマーケティング職に10年以上携わる私が経験者として実感した、外資アパレル系企業で活躍するために求められることについて書きます。
外資系アパレル企業への転職を考えている人にとって、本記事がこの業界が自分に向いているかのひとつの検討材料となれば幸いです!
英語力以上に重要なこと
外資アパレルで上手くやっている人の特徴はやっぱりハイレベルの英語力でしょうか。
いえ、決してそれだけではありません。
英語力も外資系企業ではマストのスキルですが、他にもこの業界ならではの、活躍している人が共通して持っている特徴があると思います。
外資系アパレルで活躍するために
それでは、外資系アパレルで約10年働く私が、この業界で活躍していると思う人の特徴を3つご紹介します。
これらのことは中途面接でもチェックされる事項ですので、ぜひ自己アピールにも使っていただけたらと思います。
ブランドへの深い理解
外資系アパレルでは長い歴史を持ち、発展してきたブランドがたくさんあります。
そのブランドの商品を日本のマーケットに対して販売するのがお仕事。
なのでブランドに対する深い理解やファッションへの深い造詣がとても重要です。
ブランドへの愛、ファッションへの愛があることはまず一番重要なことでしょう。
このことは特に面接でもチェックされるポイントです。
面接前は入念にそのブランドについて公式サイトやSNS、ファッション情報サイトなどでリサーチをし、店舗へ行って商品を必ずチェック。ブランドへの理解を最大限に深めましょう。
さらに、ブランドの理解だけでなく、ブランドのポジショニングや他ブラントとの違いなど、ファッション全般への深い造詣もアピールすることができると、大きな評価ポイントになります。
変化に対応できる柔軟性
変化が非常に激しいファッション業界。競合プレーヤーも溢れ、極めて厳しいマーケット環境です。
その非常に速いスピードについていかなければなりません。
そこで必要となる資質が、新しいものや流行に敏感で、目まぐるしい変化にも対応できる柔軟性。
何事にも偏見を持たない寛容性。
さらに、シビアな話ですが、リストラのリスクにも動じないマインドも重要です。
そして、そんなピンチの時も含めてどんな時も周りの人と上手くやっていく高いコミュニケーション力がこの業界で生き抜くには、必要です。
成果主義
日系企業とは異なり、外資系ファッション業界では年功序列を全く重んじません。
結果重視の徹底した成果主義です。
年齢や勤続年数には関係なく、あなたが事業に何をもたらすか、どんな姿勢でパフォーマンスを上げたかで評価されます。
自分で考え積極的なアクションが起こせること、生産性を高め、業績を向上させること。実績を残すこと。
さらに最近の長引くアパレル不況もあり、成果主義はますます重視されています。
自分に向いていると確信したら転職活動を
この記事を3つにまとめると、
- 外資アパレルに求められることは英語力だけではない。
- この業界で求められるのは「深いブランド理解」「変化に対応する柔軟性」「成果主義」
- 上記の3つについて、転職活動でも存分にアピールしよう。
外資系アパレル業界は華やかな面もある一方、特に人事的な側面などで正直、キツい部分も多いです。
けれど、上記に挙げた条件が当てはまり、それでも外資アパレルでやっていきたい!と思った人なら大丈夫。
あなたの転職活動はきっと上手くいくと思います。
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